劣悪な労働環境

女性が職場の中心になっている職業には看護師や保育士といったものがあります。看護師の場合、いったん結婚して出産や育児を経た後、どこにいても再び復職しやすいというメリットがあります。。国家資格を有する彼女たちは生涯看護師として働ける環境が整っています。しかし現在、日本中で看護師不足が深刻化しているそうです。その最も大きな原因は医療現場の厳しい労働環境だと指摘されています。普通の会社で働く場合と比べるとその違いは歴然としています。一般的な企業の場合、ほとんどが週五日勤務の週休二日制度でしょう。他に年間有給休暇もあるでしょう。組合がある企業では、労使間で取り交わされるいわゆる三六協定に基づいて残業や休日出勤が扱われるはずです。このように、一般企業の場合は手厚い保護に守られた環境で仕事ができるのですが、引き替え、多くの医療機関に勤務する看護師の労働環境は、あまりにも劣悪といわざるを得ないのが現状です。小さな民間のクリニックで日勤だけというケースは別にして、ある程度の規模の病院の場合、夜勤や準夜勤がシフトに組み込まれ、まともに休めない日々の中で患者の生命を守る治療活動に従事しているところが多く存在します。そのせいか、身体を壊して退職したり、結婚や出産を機に離職する看護師が後を絶たないそうです。現在、資格を持ちながら現役で働いていないナースは全国に約55万人いるそうです。そのうちの1割が復職すれば、日本の看護師不足問題は解決するといわれています。彼女たちの多くが復職し、生涯現役で働ける環境づくりが必要です。この根深い問題の解決は国民的な課題だといえるでしょう。

結婚・出産・子育て…女性にはターニングポイントがたくさん!